2011/08/21

C80行ってきた

ご報告が遅くなりました。
「コミックマーケット80」2日目(8/13・土曜日)に参加してきました。


English Edition is Here.

当日は8時20分頃に自宅を出て、地下鉄とバスを乗り継いで約1時間後に入場待機列最後尾に到着。昨冬と同じ最東端の駐車場の、ほぼ同じ位置でした。到着が冬より20分ほど遅れたけど同じぐらいの位置ってことは、C79の3日目よりは人出が若干少なかったのかな。
しかし、そもそも夏と冬では条件が違いすぎる。 タオルでほっかむりして屋根などない駐車場にじっと立ちつくして待ちます。別に座っていても良かったんだけど、立っていたほうが身体に風が当たるのでいくらか涼しいのです。すでにこの段階で車椅子に乗せられて退場してゆく人もチラホラいました。 10時の拍手を過ぎてなおも駐車場に釘付け。やはり列が動き出したのは90分後のことでした。

今回はVOCALOID系が東3ホールの東端ということで、入場してすぐの好立地。まっしぐらに虹原ぺぺろんさんのところに赴いて1枚購入。

 ―ここで異変が発生。

眉間から鼻にかけてシビレが発生し、視界が薄暗くなって細かな星というかほこりクズみたいなものが飛びました。ともかくホールの外へ退避! 日なたではあるけど風通しの良い場所で少し休みます。熱中症ではないだろうという自覚はありました。症状からして可能性が高いのは過換気症候群、逆にホール内が酸欠状態だったのか。あるいは脳貧血のような低血圧。久々の“聖地”で興奮していたのかもしれません。炎天下じっと待っている間に血管が拡張して血圧が下がっていたのかもしれません。
いずれにせよ、身体はまだ水分と塩分を保持していて、念のため口にしたスポーツ飲料を一気にあけるほどの喉の渇きはなく、干し梅もたいそう塩辛く感じました。 しかしこの日なたが涼しい…ってお前は何を言っているんだという反応が戻ってきそうですが、風が入らず湿気がこもって汗がまったく蒸発しない館内よりも、直射日光はあっても海からの風が吹き抜けて汗を乾かす駐車場の方が涼しく感じられたのです。しばし日なたで一服。

体調の異変もほどなくして収まったので再び館内へ。まずは目を付けてあったいくつかのサークルを訪問します。昨冬から導入した「iPhoneに館内見取り図流し込んで持ち歩く作戦」はかさばらなくて良い作戦だと自画自賛。たとえばこんなものを簡単に作ってiPhoneに表示させるわけ。


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(表示内容は実際のものと異なります)




このようにあらかじめチェックしておいたサークルさんに限らず、パッとブースのサークル名を見てどなたかわかる程度の有名Pのブースを見つけてはテーブルの上を確認します。 ピアプロでブックマークした絵師さんがネギトロ本(非エロ)を出しておられるのを見かけたのでこちらも購入します。わたしはあまり同人誌は買わないのですが、あの絵師さんでネギトロならば…というわけでw
混雑度はそれほどでもなく、まともに歩ける状態ではなかったボーマス16に比べたらかなり楽。C79よりもまだ楽だったかも。その代わり温度と湿度は過去最高。わたしは背中に多く汗をかいてすぐに衣類が濡れてベタベタになってしまうので、タオルを1本衣服と背中の間に入れて襟のところをクリップ止めしてありましたが、結局汗がタオルをすっかり濡らして衣類まで濡れてしまいました。

再び、今度は純粋に涼をとるために外に出たのち、三度目の突入。今度は初の試み、ジャケ買いです。従来も新作目当てに有名サークルを訪れて既作CDも買ってくるということはありました。今回は名前を聞いたこともないサークルに顔を出して、ジャケットと歌ってるVOCALOIDを選考基準にCDを買うという“冒険”です。 可愛いイラストのジャケットならば「かわいいミクうた」「爽やかなミクうた」あたりのタグがつくような曲であろうという程度の甘い基準が、今までだったら買うこともなかったであろうmikiや歌愛ユキの歌うCDをも入手させました。

というわけで今回の戦利品一覧。 購入量としてはジャケ買い分も含めて抑えめにしてあります。ホントはもっといろいろ欲しかったけど9月4日にボーマス17が控えているので… VOCALOIDファンにとってはコミケよりもボーマスの方が重要なのです。プロデューサ諸氏も新作はボーマス合わせって人が多いんじゃないかな。もうカタログも用意してありますよ!
西館には行きませんでした。企業にもVOCALOID関係はあるのですが、それほど重要とも思えなかったので。


これから、まず「ジャケ買い」分から聴こうと思います。それで気に入ればこれからそのサークルさんを追いかけてみようかなって。 あまり皆さんにオススメはしない手法ではあります。好き嫌いも当たり外れもどうしても発生すると思うし、CDの購入枚数も増えてしまう。でも作品に定評ある有名P・古参Pばかり追いかけているよりも、身銭を切っても新規開拓をしたいと思ってしまったものですから…つい。 長くVOCALOID曲を追いかけていると、どうしても「P名で聴いてしまう」ことになりがちだと思っていました。それが嫌で以前はP名にも再生数にもこだわらない全曲チェックを続けていたのだし、今もランキングをあまり頼らないでいます。

でもプロデューサが増え続け、わたし自身も全曲チェックできるほどのヒマがなくなってしまいました。そうするとだんだんP名や再生数を頼りに聴くようになって、自分にとっての名曲を発掘することができなくなってしまいました。それがずっと心残りで、何とか新しい音に出会いたくて、こういうことをしてみたわけです。 実のところ、何というサークルさんで購入してきたのかさえ即答できないのですw もちろんCDにはサークル名やURLが印刷されているので後から調べることは可能ですが、今これから再生しようとするCDが誰のどんな作品なのかもわからないってのも結構ドキドキするもんですよ?

それから。わたしは夏の間ずっと屋外で仕事していて暑さには慣れているつもりでしたが…確かにあれは熱中症ではありませんでした。しかしそれはそれとして、ほんの少しの体調変化にも敏感になるべきだなあと改めて感じました。この程度の立ちくらみは平気だとサークルさんを回り続けたら倒れていた可能性だってある。自分で「あれ?おかしいぞ?」と少しでも思ったから館外に退避したので、そこは職場で「暑い中、少しでも異変を感じたら無理せず休め」と互いに声を掛けてきたのが功を奏したのかもしれないなと思います。

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